ゴルフの発祥
ゴルフの歴史
紳士のスポーツとして始まったゴルフですが、はっきりした起源は分かっていません。諸説ある中で有力とされているのが、オランダで発祥してスコットランド（イギリス）へ渡ったという説です。
オランダで13世紀頃に行われていた当時のゴルフは、1000ヤード4ホールのコースだったようです。その頃、スコットランドではゴルファーの聖地と言われるセントアンドリュースに教会が建てられ、交易の拠点として繁栄しオランダとの往来が盛んに行われていました。その中でゴルフがスコットランドへ渡り、発展しながら現代のゴルフに近づいていきます。
イギリスでは1800年代後半にゴルフが大流行し、その後世界各国で普及し始めます。日本で初めてゴルフコースが作られたのは1901年で、神戸へ移住したイギリス人貿易商によって伝えられました。それから、1957年に日本で開催されたワールドカップで日本人選手が優勝したのをきっかけに、日本でもゴルフブームが起こります。バブルの崩壊後は一時的に低迷期を迎えますが、現在は多くの日本人選手が世界で活躍していることから、注目されているスポーツの1つと言えます。